原題:PADDINGTON
公開:2014年
上映時間:97分
監督・脚本 ポール・キング
キャスト
パディントン:声 ベン・ウィショー、
ヘンリー・ブラウン: ヒュー・ボネヴィル
メアリー・ブラウン:サリー・ホーキンス
ジュディ・ブラウン:マデリン・ハリス
ジョナサン・ブラウン: サミュエル・ジョスリン
バード夫人:ジュリー・ウォルターズ
ミリセント・クライド:ニコール・キッドマン
きちんとした敬語を話すイギリス紳士な可愛いクマさん。モフモフ、もふもふ
なんでしょう。この可愛さ。たまりません。
ストーリーも良いので家族皆で楽しめる映画です。
あ、この映画の中の人間達はクマが人間の言葉を喋ってても気にしません。
そういうもんなのでしょう。
可愛くて楽しい映画です
昔々…イギリス・ロンドンの探検家モンゴメリー・クライドが「暗黒の地ペルー」に探検に
行きました。そこで新種のクマと出会います。
クマは探検家を襲ったりせず彼らの土地に案内してくれます。
クマは夫婦で暮らしており、探検家と友達になり仲良く過ごします。
探検家はクマの夫婦に「パストゥーゾ」と「ルーシー」と名前を付けます。
この2頭もとっても可愛い。人間に興味津々。
探検家が持ってきた望遠鏡を覗いたり石けんを食べちゃったり
探検家はクマの夫婦に人間の言葉(英語)やマーマレードの美味しさを教え、
クマの夫婦は探検家にペルーでのクマの暮らし方を教えました。
探検家が帰国するときに、クマの夫婦に自分の赤い帽子を渡して
「ロンドンに来たら温かく歓迎するよ」と約束します。
クマの夫婦にとってロンドンは憧れの場所になりました。
それから数十年後、クマの夫婦は年をとりロンドンへ行くことは出来ませんでしたが
クマの夫婦と一緒に住んでいる子グマ(パディントン)はいつも二人から話を聞いていたので、ロンドンへの憧れを抱いていました。
パディントンが登場するシーンが可愛い。3頭ともとっても仲良しなのが伝わってきます。
皆マーマレードが大好き。
探検家から教えてもらったマーマレードの味が忘れられないのでしょう。
ルーシーおばさんは「マーマレード💖💖サンドイッチ1個で1日分の栄養が取れるの」と
言い
パストゥーゾおじさんは「ルーシーが作るマーマレードは探検家のより美味しい」と
嬉しそう。
そんなある日、彼らの住む土地に大地震が発生し、パストゥーゾおじさんが死んでしまいます。
ルーシーおばさんは”老グマホーム”への入居を決め、
パディントンに「ロンドンで新しい家をお探し。あの国はよそ者に優しいはず」と言って
彼に探検家から貰った赤い帽子をかぶせ、送り出しました。
パディントンは救命ボートにまぎれこんでイギリス・ロンドンへ向かいます。
救命ボートの中で大好きなマーマレードをたくさん食べてお腹いっぱいのパディントン
これから何が待ち受けて言うかわからないというのに…余裕やな(笑)
やってきました!憧れの地!ロンドン!おっしゃれー!
しかし…ロンドンに着いたパディントンが声をかけても誰も答えてくれず途方に暮れてしまいます。
そこに電車から降りてきたブラウン一家が通りかかり、母のメアリーが声をかけてくれます。
彼女はパディントンをお家に招待し、彼が自分の住処を見つけられるまで住まわせてあげることにしました。
パディントンは「ペルーにきた探検家が”歓迎する”と言ってくれた」と事情を話し
母メアリーは探検家を探そうと言ってくれます。優しいなあ💗💗
ブラウン一家は…
父:ヘンリー
リスク管理の仕事をしており心配性で、
最初はパディントンを「危険だ」と毛嫌いしていたが…
母:メアリー
挿絵画家。
パディントンがやらかしちゃっても庇ってくれて色々と世話を焼いてくれる優しい性格
姉:ジュディ
「キモい」が口癖。トニーというボーイフレンドがいる。
起業するのが夢で中国語を勉強している。
弟:ジョナサン
メカが大好き。
自分の部屋には改造したおもちゃがいっぱい
親戚のおばあちゃん:バード夫人
陽気な性格。掃除機をコレクションしている。お酒強い
こんな人達で構成されています。
ここまで鑑賞して「あ、しばらくブラウン一家のお家に住むんだ。良かったねえ」と
ホッとしましたが、彼はクマ
とてもやんちゃな子です。ここから色々てんやわんや。
お家に来た彼はまず「すばらしい。誰も僕に家をくれないと思ったのに。僕好みの家だ。
ありがとう」とすっかり自分のお家が出来たと大喜び。
いやいや、泊めてあげるだけだよー。
しかもあなたの部屋は屋根裏です
「お風呂どうぞ」と言われバスルームに行ったはいいけど歯ブラシに興味津々のパディントン
2本の歯ブラシを持って両耳ホジホジ。すごく大きいモノが取れちゃいます。
トイレを壊しお風呂を浸水させ家中水浸し。
バスタブに乗ったまま2階から滑り落ちてくるパディントン。
もうすべてが可愛いです。家はぐちゃぐちゃだけどね。
しょっぱなからトラブル続き。父親のヘンリーは「クマは役所に引き渡す!」と大激怒
ですが母メアリーは一緒に探検家の手掛かりを探そうとパディントンの帽子を骨董品店を経営するサミュエルに見てもらおうと提案してくれます。
父親に「役所に行く」と思わせておいてコッソリと母メアリーと骨董品店に向かうパディントン
このお店の装飾とかロンドンの街並みが凄くオシャレで観ててワクワクします。
こんな素敵な街に住んでみたい…
あ、そうそうこのホンワカした映画にもちゃんと悪役は出てきます。
それは…ニコール・キッドマン!
いやいや、お綺麗ですこと。こんな悪人がいていいのか?美人すぎるでしょうが!
きっと私なら多少の悪いことでも許してしまうわ。
彼女の名前はミリセント・クライド
自然史博物館の剥製担当部長で
パディントンがイギリスに来たと知り、剥製コレクションに加えたいと
なんとパディントンを誘拐しようとします
パディントンとミリセントの攻防がこれまた面白い
屋根から侵入して宙づりになるミリセント、テープにからまるパディントン そして爆発(笑)
もうめちゃくちゃな展開がいっぱい出てきて楽しいです!
彼女の本当の正体も後でわかります。そこも見どころ
パディントンは探検家を見つけることが出来るのか?
そしてパディントンの”家”は見つかるのか?
最初はパディントンを毛嫌いしていた父や子供たち、仲良くなれるのかな?
設定がちゃんとしているのでわかりやすくて本当に楽しい映画です。
あと、からくりの仕掛けがいっぱい出てきてワクワクします
※ちなみに父ヘンリーが女装するシーンが出てきますが、最初の堅物のイメージと全然違って……物凄く気持ち悪い(笑)
女装して警備員を騙すシーンが出てきますが、おいおい。受付の男アホすぎるやろ…
どこからどう見てもヘンリーはオッサンやん
パディントンが「大丈夫 かわいいです」って言ってくれるけどお世辞なのか本心なのか
でもやっぱり気持ち悪い(笑)
そんなとこもすごく面白くて、この映画を観ると幸せな気持ちになれるので
家族皆で観ると更に楽しいと思います。
家族っていいなあ。
モフモフ最高だぜ!
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