私、恥ずかしながら短編映画というものを初めて鑑賞しました🙄
この歳になって…なんか「短編だからいつでも観れるんじゃね?」とか思っちゃって😜
「ちょいと長い映画も観るの疲れてきたし、お、コレは…なんかしんみりした映画っぽいな」と思って再生ボタンを押してみたわけですよ
時間は17分 この短い時間の中に色々な想いが込められていると思います。
短編映画って作るの絶対難しいですよね😅
17分という時間でたくさんの事を観客に伝えないといけないし、そしてちゃんと終わらせないといけない。大変だわ、こりゃ。
まあ長けりゃいいというものでもないですが😖
不思議な感じで物語が始まります。いや~この監督さんセンスあるなぁ…
時間は7時5分 老いた男性が一人テーブルの前で考え込んでいる、トレーの上には水が入ったグラスと小瓶(薬品が入っている?)
老人は立ち上がり、グラスの水の中に小瓶の中身(薬品)を入れると、水がパーッとワインのように赤く染まります。
そして老人は、一輪の花をトレーの上に
それをある部屋まで運び…
丘の上から、先ほどの老人と娘が町を見下ろしています。父は娘に、これからはこの街を離れ、好きなようにしてもかまわないと告げます。
扉を開けた先には年老いた妻がおり、ベッドの上でアルバムを見ています。
ベッドの横には車椅子も
大切な妻との別れの物語です。
別れのシーンというか儀式みたいなものがとても切ない。こういう事を選択するのか…という。
そして流れる音楽の歌詞もこれまた切ない。この二人は幸せだったのかな…
うん、きっと幸せだったからこそお互いが一番苦しまない方法を選んだのでしょう。
絶対そうだよ。
映画の最後のシーン、
老人の娘さんが見る光景がとても切なく少し優しい気持ちになれるものでした。
見る側の想像力をかきたてる映画でしたね。
老人と娘さんとの関係とか奥さんと今までどんな風に共に過ごしてきたか等々
全体のバランスがとても良く役者さんたちの演技がとても良かったです。
短編映画ハマりそうです!😃
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